椅子を作る道具04/穴あけ

木材に穴をあける道具
[キリ]
キリは木材に穴をあける道具です。
主に木に釘を打ち込むときに木が割れないようにするために穴をあけておきます。

キリの種類はたくさんありますが、穴の大きさ、形、木材の種類によってキリをつかいわけます。


写真の左側のキリが四つ目キリは先の形が四角すいになっています。
深く差し込むほどに穴は大きくなります。
キリの刃のサイズは小、中、大とあるので、打ち込む釘のサイズにあわせて使いわけます。

写真の右側のキリが三つ目キリは先が三角すいになっています。四つ目キリとは違い
深く彫っても同じ穴の大きさで彫り込むことが出来ます。

キリの使い方は両手で柄を挟み込み下え押しながら両手を前後に回転させます。
回転軸がぶれると一定の穴があきません。
真直ぐにあける時は柄の部分にすこし水を含ませ、滑りにくくして、穴をあけます。 
                                     (スニッカ)