椅子を作る道具05/削る

thechairs2009-09-08

木材の表面を削り平らにする道具
[カンナ]

木の種類は硬いものから柔らかいものまでたくさんあります。
硬い木材を削るときは刃を鈍角に削ったものを使い、
柔らかい木を削る時は刃を鋭角にセッティングしたものを使います。

代表的なカンナは平ガンナで、刃が二枚刃のモノが使いやすいです、
二枚刃の特徴は逆目を最小限におさえることで、より良い木材が仕上げれます。

カンナ台のセッティングを変えることにより、木材の削り方をかえます、
荒仕工ガンナは木材をたくさん削るときに使い、
次に中仕工ガンナをつかい、木材を平面にして、
最後に仕上げガンナをつかい、美しい木材にしていきます。

カンナの基本的な使い方は利き手でカンナ台(木部)を持ち
反対の手でカンナ身(鉄部)を包み込むようにもちます。
カンナを手前にひくときに身体全体で削れる感覚を確認しながら削っていきます。
刃の出は髪の毛が一本分(0.1mm〜0.5mm)ぐらい出します。

ポイントは刃がきれなくなったら、すぐに研ぎます。
                         (スニッカ)