「ゆるくら2009」

クラフトデザイナー中部(CDC)の「ゆるくら2009」にチェアーズの千葉さんと吉松さんが
参加しているということで見学に行ってきました。


クラフトデザイナー中部(CDC)とは・・・・
1995年(平成7年)に設立され、各分野のクラフトが培ってきた工芸の技術の発展と
より質の高い生活文化の高度化に寄与する目的で、分野を越えたクラフトの発表と
研鑽・交流・育成をおこなうことを目的に活動している団体です。

会員74名。陶磁器、漆、木工、テキスタイル、ジュエリー、金工、ガラス、紙などの
さまざまなジャンルのクラフトデザイナーが参加しています。

今回の「ゆるくら2009」は名古屋市西区則武ノリタケの森ギャラリーで行われました。

ノリタケの森」は株式会社ノリタケカンパニーリミテドが創業100周年の記念事業として、
2001年に、オープンした複合施設で、名古屋市中心部の約48,000m2という広大な敷地に、
文化と出会うゾーン、暮らしを楽しむゾーン、歴史を感じるゾーンという3つゾーンを配し、
豊かな緑が全体を包みこんでいます。その中の施設の1つがノリタケの森ギャラリーです。


ノリタケの森


「ゆるくら2009」は「ゆるやかで、ゆるぎないクラフト」をテーマにした展示販売会で
48名の作家、デザイナーが出品されました。クラフトのジャンルは陶磁器、漆、木工、
テキスタイル、金工、ガラス、紙と多岐に渡っており製品としては、器、ジュエリー、
スカーフ、家具、オブジェ等が展示、販売されていました。


千葉さんは金工、吉松さんは木工でそれぞれの作品を発表していました。


千葉さんの作品 (お香台・メモスタンド・ステーショナリー・指輪など)
工場から出る端材をうまく使ったものもあります。毎度丁寧な仕上げに関心です。


吉松さんの作品 (テーブル・椅子・キャビネットなど)
こちらも工場で出る端材を短冊にして集成したものを利用したものを中心に
展示されていました。吉松さん以外にも数名の家具作家さんの出展がありましたが
デザインや実用性の面で完成度は一番です。


千葉さんと吉松さんのコラボ作品もありました。テーブルトップは吉松さんで、
脚は千葉さんの制作です。


いろんなジャンルの作品がまとまった形で見られるので、なかなか見応えがありました。
千葉さん、吉松さん、ご苦労様でした。また次回も楽しみにしています。(た)